2008年12月14日

326年前の仁王像がお迎えします!

お早うございます。今朝は昨日の続きで志布志の「大慈寺」をご案内します。

〔仁王像〕<県指定文化財=昭和28年9月7日>

○寺門の仁王像(向って左側の像)<写真>は、1682年(天和二年・藩政時代)に土地の豪商(山下弥三左衛門尉盛明)が、当寺に寄進したものです。
○昔から豪快な石造美術として知られ、高さ229㎝、幅124㎝の密迹(みつしゃく)金剛(こんごう)(*)の立像で、口を開き呵の相を表しています。

○明治2年の廃仏の厄にあい門前の土中に埋没していましたが、明治10年12月拍州和尚等の尽力による旧寺復興のとき土中よりその一体を得たものです。

○他の一体がないので当時廃寺となっていた海徳寺から持ってきて一対としたと言われています。(向って右側の像)
幸いこれは口を閉じ吽の相を表し、高さ2mで作者も寄進者も同じであり密迹金剛とよく対をなしています。

○「阿吽」は宇宙の始まりと終わりを表す言葉とか、阿を真実や求道心に、吽を智慧や涅槃に喩える場合もあります。

*志布志の観光ガイドを無料で致します。遠慮なくご連絡ください。お待ちしています。

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Posted by ビロガジマ at 05:11│Comments(0)
 
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